CCS100について
■ セラミック・カバーCCS100の特性 |
特殊断熱材セラミック・カバーCCS100
近年、遮熱及び断熱の効果を有する塗料製品が様々な分野で使用されてまいりました。
使用実績の増加とともに、そのような効果を有する塗料に関しての消費者の認知度が年々高くなってきております。消費者からの注目が高まり、市場規模が大きくなるにつれ、様々な遮熱及び断熱の効果を有すると謳う製品が数多く存在してきております。
弊社が取り扱っている特殊断熱材セラミック・カバーCCS100はアメリカ合衆国で製造された非常に優れた性能を持つ塗料型断熱材です。
セラミック・カバーCCS100の特性
(1) | 断熱特性 |
熱伝導率:0.0184W/mk(OCM研究所)ASTM-C518 (米国材料試験協会) | |
グラスウール(321K) 0.040w/m・k ウレタンボード 0.028w/m・k | |
スチレン発泡板 0.037w/m・k コンクリート 1.4w/m・k | |
(熱伝導率とは、物質内に温度差があると温度の高い部分から低い部分へ熱移動がおこります.熱伝導率とはこの熱移動のおこりやすさを表す係数で,単位長さ(厚み)あたり1(K)の温度差があるとき,単位時間に単位面積を移動する熱量です.つまり,熱伝導率の値が大きいほど移動する熱量が大きく,熱が伝わりやすいことになります.また、熱伝導率は物質に固有の値(物性値)で,一般的に温度によって変化します.) | |
(2) | 熱反射性能 |
放射熱吸収率:0.0039 – 0.02(ジョージア工科大学物性研究所) | |
白色プラスター 0.08 明色コンクリート 0.6アスファルト0.93 亜鉛鉄板 0.66 – 0.89 | |
(3) | 付着性能 |
鋼板:2.08Mpa アルミ板:2.13Mpa(JIS K 5400) | |
一般塗料は、膜厚0.3-0,7mm/2-3層塗りで、0.5-0.9Mpa | |
(4) | 接触角実験 |
水滴の形状により撥水効果を評価(大きい程水滴が球形に近く、撥水効果が高い) 実測値・・・ 106.4度 | |
(5) | 動摩擦実験 |
荷重200の雪、氷ブロックの零下2度での摩擦実験 | |
実測値・・・雪 0.086(動摩擦係数0.431)氷 0.038(動摩擦係数0.188) | |
(6) | 含水率実験、透水・湿度試験 |
24時間水に浸した後の含水率 | |
実測値・・・ 0.77 % (水分を殆ど吸わない→凍害受けにくい) | |
*上記(3)~(5)の実験に関しては北海道工業大学苫米地研究所にて行った。 |
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(7) | 水蒸気透過性試験 |
平均値 10.14g/m2/24h(ASTM E96) | |
*防水効果もありますが、透湿抵抗性(ASTM D1653)もあります。 | |
(8) | NASAで開発された画期的な新技術であること |
他社製品についてカタログ等でNASA開発と謳っておりますが、NASA との具体的な関係性を明示しておりません。 | |
セラミック・カバーCCS100は、スチレン発泡板 | |
NASAのMr. Lesterや、ロッキード社のMr. Liu |
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を中心として研究開発されスペースシャトルに使用されております。 |
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(9) | 一液性、水溶性でプライマーを必要としません |
塗料型断熱材セラミック・カバーCCS100は、塗料自体をプライマーとして約0.2mm厚、その後約0.25mm厚の塗膜を塗り重ね、膜間に境膜を作ることにより塗膜厚以上の優れた断熱効果を得ることができます。他社製品の多くは 有機系溶剤のプライマーを必要としている商品がほとんどです。 | |
またホルムアルデヒド(フォースター取得済)や揮発性有機化合物は含まれておりません。 よって居住空間内での内壁での使用においても安全で無公害であり、人と環境に配慮しております。 |
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(10) | 結露防止効果を兼ね備えていること |
用途に応じて十分な膜厚でセラミック・カバーCCS100を塗布することにより、結露防止の効果を発揮することができます。 | |
他製品では、結露防止効果の踏み込んだ説明はありません。 | |
(11) | アスベストの封じ込工法における品質性能試験にて優秀な成績を収めました |
財団法人日本建築センターにおいて“吹付けアスベスト粉塵飛散防止処理技術「ARGシステム(封じ込め工法)」”における飛散防止処理剤の標準試験にて、CC100を応用したセラミック・カバーCCS100 ASBが優秀な成績を収めました。すなわちアスベストを含有したスレート屋根における封じ込め剤としても優れた性能を発揮することができます。 エアロージョン試験結果 無処理: 平均28.3 飛散防止処理(CC100 ASB施工済):2・1 |
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(12) | 不燃材料として、国土交通省の認定を受けました。 |
認定番号 MN-1798 | |
(13) | ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆取得 JIS K5601-4-1:2003 |
(14) | 伸延試験 65 % |
コンクリート、金属等伸縮充分対応致します。 |